「manayui」という言葉には「自分を許し、愛してほしい」という意味があります。
これからお伝えする「ひとつの出会いと別れ」から「manayui」は、生まれました。
これは、私自身の話です。
私は、幼少期からもずっとワンちゃんを飼いたい!と思っていました。
しかし、家族の反対にあい、なかなか実現できませんでした。
反対の理由は、日々、忙しく仕事をしている私を気遣ってのことでした。
毎日の散歩やしつけ、ご飯の用意など、きちんとお世話が出来るのかも心配だったようです。
そんな折・・・
ある日、可愛いミニチュアダックスフンドの子犬に出会い、心を奪われました。
数日経っても、あの愛くるしい顔が忘れられません・・・
私は、ついに家族に相談もせず、自分の部屋でこっそりと、あの子を飼い始めました。
名前を「アベル」とつけました。
当然ながら、数日すると「アベル」を飼っていることが、家族に見つかり、反対をされてしましました。
しかし、どうしても飼いたかった私は、絶対に譲れませんでした。
なかなか和解できない平行線が続いたある日。
私が留守にしていた時、母は「アベル」を覗きにいったそうです。
すると!私と同じように、心を奪われました。
あの愛くるしい顔で、しっぽを振って甘えたそうです。
父もしばらくして「アベル」の可愛さに完敗しました。
くぅーんと人懐っこく鳴く「アベル」にはかないません。
うちの小さな家族になった「アベル」
一緒に旅行に行ったり、公園に行ったり、毎日毎日、共に生活してきました。
食いしん坊で、甘えん坊の可愛い「アベル」は、かけがいにない家族になりました。
アベルがうちの家族になって7年。
アベルが7歳のころ、急に歩けなくなり、苦しそうな表情をみせました。
直ぐに病院に連れて行くと、ヘルニアと診断されました。
入院の後、手術して、なんとか一命をとりとめました。
プールでリハビリを続け、体調も戻り、うちに帰ってきた時は本当に嬉しかったです。
無理をさせないように気遣い、食事管理も徹底しました。
その後、順調に回復し、いつも通りの生活を取り戻しつつあったある日。
急にまた体調が悪くなってしまい、つらそうな顔をみせました。
数日後、アベルは天国に旅立ちました。
私たちは、あまりの急展開に、言葉では表わせない深い悲しみの中にいました。
しばらく経ったある日、お世話になった動物病院の先生から小さな「花」が届きました。
お供えのプリザーブドフラワーでした。
先生の温かいお心遣いとお花で、少し心が癒されたことを覚えています。
お花の力で、少しでも悲しみを癒すことが出来れば・・・
「アベルとの出逢いと別れ」をきっかけに「manayui」が生まれました。
天国へ旅立った「小さな家族」
あの時こうしてあげれば良かった・・・と思い返すことがあります。
でも、「あなたの小さな家族」も「アベル」も、悲しみに伏せる家族の姿を見たくはないはずです。
「あなたの小さな家族」は、あなたに出逢って、一緒に過ごした沢山の時間に、きっと感謝しています。
manayuiという言葉には「自分を許し、愛してほしい」という意味があります。
あなたにそっと寄り添う「花」
「花」の力で、あなたに癒しを届けたい
あなたのそばにmanayui